FXの注意点は為替レートの動きを気にしない

FXではバタバタと動き回ってもよい結果は得られない

FXのメリットは、24時間、為替レートの変化を追いかけつつ、低コストで瞬時に外貨を売買できることです。しかし、中長期のスタンスに立って「円高で儲ける」ためには、こうしたメリットがデメリットとして作用してしまうこともあります。

 

それは前項でも触れたように、日々刻々と動く為替レートを気にしすぎてしまうことです。デイトレートなどの短期売買を前提として大きなレバレッジをかけているとき以外は、為替レートの動きをリアルタイムで追う必要などありませんし、そうした動きに翻弄されて、売ったり買ったりを繰り返していると、大抵はうまくいかないものです。

 

ここでは、刻々と動く為替レートを気にする必要はないという前提に立ちつつ、落ち着いて為替レートの動きを眺める''とができるようにするため、そもそも為替レートがどういうタイミングで大きく動きやすいかということを俯瞰しておきましょう。

為替レートの動きの大半は気にする必要がないもの

以下ではfxの米ドル円を例に説明してみます。

 

まず経済指標発表時。とくに米ドル/円に大きな影響を及ぼすものとしては、毎月第一金曜日に発表される米国雇用統計が挙げられます。発表時間は、日本時間だと夏時間で午後9時30分、冬時間だと10時30分になります。雇用統計のなかでも、非農業者部門雇用者数が、注目されている数字で、これが前年同月比でどのくらい増えたのがが、米ドルの動向に影響を及ぼします。とくに、市場の事前予想値に比べて大きく上回ると積極的に米ドルが買われ、
下回ると米ドル売りが加速します。 また、東京市場では、実需が為替レートに大きな影響を及ぼします。つまり、輸出業者のドル売り、輸入業者のドル買いが、米ドル/円レートを左右するケースが多いのです。

 

たとえば1日のなかで見ると、午前10時の仲値決め、午前11時、午後2時というのは、投資信託の設定などによって米ドルの買いが高まります。その他には、日本時間の早朝、ニューヨーク市場での取引が終わった後、オーストラリア市場で大きく動いたとしても、それは一種のダマシで、東京市場が開くと、再びニュ`−ヨーク市場の終値に近い水準にまで戻っていくという傾向も見られます。

 

この傾向を把握していれば、オーストラリア市場で大きく動いたとしても、動じることなく対応できるでしょう。次に1週間の流れで見ると、週初の月曜日や週末の金曜日には、輸出業者の米ドル買いが集中します。さらに1ヵ月単位で見ると、ゴトビといって、5日、10日、15日、20日、25日、30日というのは、米ドルの買い需要が高まりやすい日です。

 

1年で見た場合には、季節要因による需給バランスの変化によって為替レートが動きやすくなります。たとえぱ、9月と3月に、日本企業の中間決算、本決算があるため、リパトリエーションといって、海外資産を円資産に戻すための外貨売り・円買いが進みやすくなります。他に、日本だと5月連休、7〜8月の夏休み、12月の冬休みの時期に、海外旅行の需要から米ドルなどの外貨が買われやすいともいわれます。

 

こうしてみていくと、為替レートというのは日々さまざまな理由で動いているということがわかります。ただ、こうした動きは、ごく当たり前の動きであり、トレンドというのはそう簡単に発生するものではありません。為替市場の場合、全体の7割近くはボックス圏の動きで、トレンド発生はわずか3割といわれるくらいです。

 

中長期のスタンスに立った投資をするにあたって、順風、逆風を判断するためのトレンドとしては、米国の通貨政策に関するニュースに注目しておくとよいでしょう。米国の通貨当局である財務省が「強い米ドルを支持」すれば、米ドルは上昇トレントを描きます。逆に、「米ドル安を容認」ということになれば、米ドルは下降トレンドをたどります。基軸通貨国だけに、米国通貨当局の意向は、米ドル相場、ひいては対円でみた外貨相場に大きな影響を及ぼすからです。

 

 

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米国市場(FX)の下げを受け、シカゴ日経225先物(8500円)にさや寄せする格好で売りが先行することになろう。ただし、売り一巡後は膠着感の強い相場展開が続くとみられる。日経平均はこれまで同様、25日、75日線とのレンジ取引が続くなか、本日は25日線レベルでの攻防に。昨日は前場段階でTOPIXが1.0%超の下げとなり、日銀によるETF買入れ(178億円)が行われた。本日は小幅な下げにとどまるとみられ、商いが膨らみづらい状況である。